17年J3リーグ後半戦開始直前!福島ユナイテッドに夏に加入した選手達のメモ
福島ユナイテッドってJ3加入以降、夏の補強はあんまりしないスタンスだったんですけど、今年はやけに積極的に動きまして。まあ各ポジション手薄だったのは事実だし、他のクラブも積極的に動いてますので、予算の範囲なら良いんじゃないでしょうか。
というわけで好き勝手に特別指定選手として登録された2選手と期限付き移籍でやってきた3選手のメモを残しておこうかと思います。練習観に行ってないので雑に行きます。
GK 32番 安田亘佑
産業能率大学から特別指定選手として加入した大学4年生。12節鹿児島線終了後、内藤がスタメンながら12節に岡田大が出場停止、堀田は負傷離脱という状況で控えGKがいなくなったため急遽加入。177cmなのでGKとしてはかなり小さいけど控えを任せるだけの実力はあるはず。競争は激しいし、チャンスは少ないと思うがプロ入りのチャンスと捉えて頑張って欲しい。
DF 31番 川上盛司
齋藤恵太、蓮沼に続く仙台大学出身の選手。大学4年生だが特別指定選手として6月下旬に加入。右SBが本職らしく、機動力と闘う姿勢が持ち味っぽい田坂監督好みの選手。割とSBを任せても大丈夫そうな実力があるっぽいので、平秀斗を1列前に上げる選択肢を作れるのは大きいんじゃないだろうか。このまま来年加入できるようしっかりアピールして欲しい。
GK 1番 伊藤剛
大学を中退してモンテネグロ2部からキャリアをスタートし、活躍が認められボスニアヘルツェゴビナ1部に移籍し、湘南のヨーロッパ遠征トレーニング中の練習試合で対戦相手として活躍して湘南に引き向かれた逆輸入大型GKという胸アツな経歴の持ち主。湘南ベルマーレから6月末に育成型期限付き移籍で加入。でも湘南退団コメントとか湘南の対応は片道っぽい雰囲気が出てる。191cmの長身でやっぱりGKって高さが正義なんだなと思わせてくれるプレーを要所で披露。身長があるとGKとして出来ることに差が出てくるなという印象。何気に足下も上手いし、果敢に飛び出してピンチを救うなど現状は十分な活躍を見せている。しかし悲しいことに福島の失点はあんまり減らないのであった。
MF 43番 志知孝明
松本山雅から期限付き移籍加入の若手。左利きのサイドアタッカーで、松本ではWBもこなしていた模様。福島には左利きは多いけど左サイドが本職って意外と少なかったので貴重なピースとなりそう。左足のシュートが持ち味らしいし、細身ながらフィジカルも強いんだとか。たぶん田坂監督がコネで連れてきた選手なので戦術には馴染みやすいはず。サイドだけじゃなくシャドーもやるみたいなので得点、アシストなどの結果を残してしっかり成長して松本に帰って欲しい。君には福島は育成に定評があるとかいう評判を広めるという使命があるのだ・・・43番手どういう背番号だと思ったら4+3=7(志知)という個性が印象的。
FW 26番 小牟田洋佑
ザスパクサツ群馬から期限付き移籍加入。群馬のコメントとか本人のコメントからして片道くささが漂う。187cmの長身ポストプレイヤーなのであからさまに「アレックスがいなくなった途端に前でボールが持てなくなる」問題の解決策である。アレックスに競争を促せるし、高さのある選手が増えるのはとても良いことである。ポストプレーには定評があるし競り合いの強さも強みと言っているのがJ2では通算1ゴールなのはちょっと不安。本人も得点という結果を残さなくてはならないことは理解してるようなので後半戦の起爆剤となる活躍に期待したい。
各ポジションにまんべんなく補強した印象ですな。特に左サイドが本職の左利きである志知や大型ポストプレイヤーの小牟田の加入は決定的な不足を補う適確な補強かと。何気に特別指定選手も使ってみるなど今後への布石とも言える補強はけっこう評価したい。
とにかくこのままの成績では終われない。ひとつでも上へ。一歩ずつ前へ。後半戦の巻き返しに期待します。僕は相変わらずあーでもないこーでもない言いながら楽しく観戦させてもらいます。