18番地の蟹さん

蟹が見たサッカーの感想をはじめとした諸々の雑記。たまにアニメとアクション映画。個人的なメモとして。

福島ユナイテッドFC vs FC琉球

5月22日、J3リーグ第10節、福島はホームで2位と今シーズン躍進中の琉球と対戦。福島は未だに栃木戦以来勝ちがない中ですがどんどん選手にも怪我人が出てきてやりたいサッカーの形もなかなか定まらない状況。今回は不動のCBだった岡田亮太を左SBに置くという奇策も繰り出してみたり。福岡は怪我じゃないっぽいけども。

琉球さんは今シーズンは上位に食い込んでいるだけに苦戦が予想されたのですがこういうところをモノにしてこそ上位が見えてくるというもの。

www.youtube.com

 結果は1-1のドロー。ホンヨン今シーズン初ゴール。やっぱ高さとフィジカルって有効だな。スタッツとかメンバーはこちら

 

なんだかここ最近は先制するのに逃げ切れない試合ばかり。どれもバタバタとして相手を捕まえられずにいるうちに失点というパターンが多いような。まず受け身にまわりすぎるし、ボールを奪っても必死に誰もいない前線に蹴り返すばっかりなのでまた押し込まれる状態の繰り返し。昨年までよく見せてた「先制後にポゼッションして相手を引きずり出しカウンターでトドメ」という必勝パターンが全然出せてない。今回の失点は相手のミドルが素晴らしかったんだけども、そこに至るまでの防戦一方の展開のなかで、ボールを前に蹴り返すばっかりじゃなくキープであるとかサイドラインにクリアして立て直すという選択をしていればまた違った結果だったのではないかとも思います。

つーかまず根本的に90分闘うスタミナが無いんじゃないかと。今シーズンは75分あたりから明らかに全員がヘロヘロになりはじめてプレスに行けなくなったり出足が遅れたりといった場面が目立つ気がします。そして先ほど述べた様にそのスタミナ不足もあってか受け身に回りすぎる。前からプレスに行けないからみんなでズルズル下がるだけになっちゃったり。

ついでに言うとアンカー配置型の4-3-3なのでセントラル2枚をかいくぐられるとアンカーが広大なスペースを1人で管理しなきゃ行けなくなるのも負担の増大に拍車をかけているような・・・

とにかく守備の意識であるとか、やり方をもうちょっと変えてかないとこりゃどうしようも無い。なんせ今シーズン無失点試合一つも無い訳だし。

 

一応攻撃はホンヨンがコーナーキープからCK、FKをどんどん取ってくれたりしてセットプレーは多かったものの結局1点のみ。点は取れてるんだけどね。せっかくボールを奪っても全然パスを回せる距離に選手が動かないから、パスコースが無いもんでDFラインにバックパスしてるうちに相手がブロックを組んじゃう場面が凄く多い。あととにかくホンヨンめがけてボコボコ蹴り込んだり、ロングで樋口裏抜け一発を狙ってみたりと単発の攻撃が凄く多い。連動、連続からフィニッシュまで持ち込む力の違いが琉球との一番の差だったかなと。

得点シーンはああいう形を増やしたいなと言うような得点。クロスを長身の選手が折り返して中で決めるって、大きな揺さぶりからの攻撃でなかなか良かったのでは無いかと。しかしこのシーンの起点になった樋口のシュートなんてはすごく良いシュートだから、ああいうシュートを打てる樋口を最前線に置いてどんどんシュート打たせる方が点が取れそうな気もするんですが・・・樋口は守備うまいからサイドで使われるんですよね。ついでに言うと栗原監督はCFには長身で競れる選手を使いたがるから2トップでもなければサイドでしか使われなさそうだなあ。

ホンヨンが折り返して樋口が決めるとかいう形の方がわざわざ梅井が前に出ること無いからいいのでは・・・

 

まああとは相変わらずですけどクロスの精度であるとかは磨いて欲しいところ。キーパーに取られるクロス多すぎ。それとパウロン、梅井という190cm級がいるのに腰くらいの高さのボールをセットプレーで入れるのは蹴り損ないなんですかね。

今のところはボールを持った時のセントラルと3トップの距離感が問題でしょうか。もうリーグの3分の1を消化するのでそろそろ結果を出したいところ。

 

それじゃ気になった選手の感想を。

 

野田・・・いつもより積極的な攻撃参加が目立った印象。この調子でどんどん攻め上がってガンガンクロスを上げてほしい。

 

パウロン・・・やっぱり別格の選手。たまに相手に入れ替わられたりはするけど基本的に、デカい、速い、強い、うまいがそろった反則級CB。今回も自陣でインターセプトした勢いそのままに攻撃参加し、前ちゃんのパスを受けると高速ドリブルで相手を振り切りハーフウェーラインから敵陣ボックス内に1人でボールを運ぶ離れ業を披露。自陣でボール奪取後もプレスにきた琉球の選手を細かいボールタッチで1人、2人かわし味方につなぐというプレーも。ダイナミックなスライディングや驚異的な高さのヘッドで守備でも貢献。見てて一番面白い選手かもしれない。

 

戸川・・・やはりラインコントロールやポジショニングは匠の技。身体を張ったブロックで何度もピンチを救う。DFラインの管理は一番うまいんだよなあ。

 

岡田亮太・・・久々の左SBで出場。足下のうまさが結構生きてた。田中恵太対策なのかと思ったら普通に果敢なオーバーラップも見せてて割とアリな感じのコンバート。福岡の攻撃力をとるか岡田の守備力をとるかは相手によって使い分けたいところ。

 

梅井・・・長身だけど結構ボールを捌けてたし、それなりに動けてた印象。CBの1つ前で制空権が握れるのはありがたい。

 

ホンヨン・・・ようやっと今シーズン初ゴール。ポストも頑張ってたけどパスミスとかドリブルで引っかけるとかそういうのがちょくちょくあったのは残念。それにしても得点直後から途端に動きのキレが良くなってバンバンシュートしたり出足が速くなったのはなんだったんだ。スター取ったマリオかお前は・・・常にそれをやってくれ・・・

 

ともかく課題はボール奪取後のチームとしての統率。ポゼッションして落ち着かせる場面と早めに縦に攻める際の選手のポジショニングは要改善。あとスタミナはどうしようもないんだけど、メンタル的に受け身になりがちな先制後の守備も改善が必要。昨年みたいに自分で仕掛けられる選手が減っているのでなかなか難しいのですが、連携の深化で何とかしていきましょう。もうリーグ3分の1消化するんだぞ。

あと樋口はあの使い方で本当に良いのかなあ・・・

福島ユナイテッドvsセレッソ大阪U-23

2016年5月8日にJ3リーグ第8節が開催され、福島はホームでセレッソ大阪U-23と対戦。ここまで1勝しか挙げていない12位の福島は11位のセレッソとの対決ということで、勝って順位を上げたいところ。大型連休の最終日でなおかつ地元福島ではテレビ中継もあるのでしっかり勝ちたかったところなのですが・・・

www.youtube.com

 結果は2-2のドロー

CBパウロン、セントラル前田が今シーズン初出場、CFホンヨンは初スタメン、石堂が14シーズン以来の右ウイングにコンバート、樋口は左のウイングにチェンジと大幅にメンバーをいじった福島。栗原監督としても何かしらの変化が必要だと感じてのことでしょう。

しかしまーず失点がひどい。1点目が前ちゃんの絶妙なバックスルーパスセレッソの選手が反応しキーパーとの1対1を難なく決め同点。前ちゃんのシンプルに捌こうとする癖が最悪のタイミングで出ちゃった感じ。余裕でターンできたのになあ。2点目も福岡がさっさとクリアするのか植村がキャッチしに行くのかはっきりさせずルーズにしてお見合いしているうちに相手が先に触って失点。これじゃあいくら点とっても勝てやしねえよ。基本的にこういう致命的なミスを相手は見逃してくれないんですよ。絶対にミスしちゃいけないところでミスをしているようでは上位になんて行けないんですよね。

全体的にDFラインは戸川ではなく岡田が舵取りを担い、パウロンが初めて先発したためかちょっと危なっかしいところもあった印象。ここら辺の連携の深化は急務。

 

とはいえ2点取れたのも収穫と言えば収穫。久々のスタメンとなった石堂はポジションが高くなったこともあってかフィニッシュ、チャンスメイクに大活躍。実際に先制点叩き込むなどしっかりと結果を残しました。セットプレーから2点目を入れたパウロンも半年ぶりの公式戦出場ながらフル出場、得点という結果を残し自信に繋がったはずです。その他得点を貪欲に狙い続ける樋口は多少雑ではあるもののあらゆる位置からどんどんシュートを打って脅威となっていましたし、ホンヨンもフリーでシュートを打つ場面が2回ほどあったのでチャンスをモノにして欲しかったのですが・・・

前半終了直前の石堂、樋口の連携からホンヨンがフリーでキーパー1対1になったところは決めて欲しかったし、後半の広太と前ちゃんの連携から広太のシュートがクロスバーを叩いたシーンも決めたいところだった。後半40分くらいのところのロングフィードロドリゴが抜け出してボックス内でキーパーに倒されたところなんては間違いなくPKとなるはずのプレイでした。チャンスが多かったのに決めきれないという課題が去年から持ち越されたままです。クロスがキーパーにキャッチされること多いからそこら辺の精度を改善して欲しい。

 

勝ち点3を取り損ねた試合ではあるのですが、攻撃はなかなか見所がが多く収穫が多かったかなと。右ウイング石堂が以前よりも洗練されてるというか、うまく身体を入れてキープしてタメを作ったり左足からのクロスも高精度。今後はウイング石堂が大きな武器になりそうです。

前田やパウロンを長時間実戦投入できたのは本人達としてもチームにとっても良かったろうし、短時間ながらアンカーで梅井が起用できたのも重要なオプションになりそうです。途中交代から流れを変えられる選手として広太を使うという手段も有用性を証明できたと思います。スタメンのチャンスをもらったホンヨンも結果で答えて欲しかったところなのですが・・・ポストは頑張っていたし、素直に周りを使うと言った連携面はライバルのロドリゴやアレックスよりリードしていたと思います。

こういうチーム内での競争を通してレベルアップして欲しいですね。

そんじゃ、印象に残った選手の感想をば。

 

岡田亮太・・・ラインコントロールを任されたものの戸川のようには行かなかった印象。ここでもう一皮むけて欲しい。後半風下でロングボールが有効でないと見ると、ミドルレンジのグラウンダーの縦パスでビルドアップを始めた当たりは流石だなと。

 

パウロン・・・J3では反則級のCB。デカいわ速いわ足が長いわジャンプが高いわ身体が強いわ足下がうまいわで流石に規格外すぎる。対応とがポジショニングに若干の甘さはあるものの身体能力ゴリ押しでなんとかできる感じ。半年ぶりの出場ながら90分フルでプレーし早速得点を挙げたのは本人にも大きな自信になったはずなので、このまま怪我なく定着して欲しい。

 

前田

おそらくプロになったから公式戦フルタイム出場は初めて?試合序盤に痛恨のパスミスで失点の起点になったものの、そこから切り替えて最後までプレーできた点は大いに評価できる。どうしてもコンタクトプレーに弱く馬力も無いものの、シンプルに捌くパスの精度はなかなかのもの。広太と細かいパス交換からチャンスを作っていたので、もっと自由に動き回らせてどんどんボールに触らせると化けるかも。

 

石堂

セントラルからウイングに再びコンバート。プレスの方向が限定されるためか、うまく身体を入れてキープする場面が目立った。持ち前の得点力やミドルシュートも健在。

 

ホンヨン

スタメンの期待に応えたかったところだが得点ならず。CFなので得点力はしっかり磨きたいところ。このコンディションを維持しながら結果を残したい。

 

樋口

相変わらずのウイング起用ながら激しいプレスからのボール奪取と果敢なシュートが光った。石堂のクロスにファーから飛び込む形は可能性を感じるので磨いていきたい。あとは裏に抜ける場面が増えてくれれば・・・

 

梅井

鴨志田の負傷によりアンカーでの出場。地決の連戦をボランチで戦い抜いた実力は伊達ではなく、ボールを捌くにしても守備にしても短時間ながら十分な活躍。何より中盤で制空権を握れるのは大きな武器になりそう。フル出場しての運動量は未知数ながら今後が楽しみ。

 

収穫が多い試合だったのですが、70分過ぎにカウンターを受けた際、鴨志田が全力の帰陣から絶体絶命のピンチをブロックしたプレーで右太ももの裏を負傷。ロドリゴも後半ロスタイムに裏に抜けようとした際に急に立ち止まって膝を押さえるなど脚を痛めた模様。

おそらく2人とも筋肉系の故障でしょうから暫く離脱ですかね。中盤は今ドラも離脱しているのでどうなるか・・・痛い要素ではあるものの、若手やサブの選手はこれ機にポジションを奪うつもりでアピールして欲しいもの。

 

あと1つ、小言なのですが主審の金次さん、85分ごろのGK武田がロドリゴ倒した場面、ちゃんとPKとってよ・・・ボールの動きからして武田はボールに触れてないのは明白だし、ボールに触れなかったところから身体を巻き込んでロドリゴに足がかかるように意図的に身体を持って行ってるんですよね。これはPKとってもらわにゃ困るよ。明らかに決定機阻止だし。

金次さんも経験が浅い審判なのですが、日本サッカー協会として審判育成プログラムを早急に見直すべきですよ。前にも言ったけどJ3だってプロリーグだし興行なんだからさ・・・練習台になってくれはねえだろよ。

それにしても福島はつくづく審判に恵まれないなあ。そもそも福島が審判の誤審で得をしたことないんじゃねえのか。

備忘録、そしてベガルタ仙台レディースを観戦に行った件

皆様ゴールデンウィークをいかがお過ごしだったでしょうか。僕はというと未だ就活やってるんですが、一応1社から内々定ですよ的な電話がありまして(文書での正式通知がまだなんですが)ちょっとほっとしてGWに突入しました。まあまだまだ就活夏ぐらいまで続きそうなんですけども。夏に真っ黒のスーツとかなんだそれ。汗だくで突入するぞ御社。

 

そんで、ちょっと落ち着いたところでなんとかかんとかGWを有意義に過ごそうと思いまして。しかしいかんせん見たい映画は今はやってないし、遊びに行く友人だの恋人がいるわけでなし。観光地はとんでもない人混みだろうから行きたくないし、J3はGW中日開催も無いしでどうしたものかと思ったところ・・・

5月3日にユアテックスタジアムでベガルタ仙台レディースvs浦和レッズレディースやるじゃないの。前売り券1200円だし行くか。となりました次第。

 

僕はなでしこリーグは観戦したことも無いといいますか、そもそも女子サッカー自体テレビで放送するなでしこジャパンくらいしか見たことなかったのでちょうど良い機会かなとも思ったので。なによりユアスタのアクセスがすごくいいのでね。

 

ベガルタ仙台の試合には何回か足を運んでいるのですが、それと同じクラブ、スタジアムで試合をしてもこんなに違うものなのかとびっくり。まずレディースの試合は出店の数が少ない。JFLJ3より少ない。ちょっと飯に苦労しました。

 

んで、試合内容なんですが、基本的に仙台が押し気味のゲーム展開。仙台はトップが納めて落としたボールをサイドにはたいて、またセントラルに戻して相手を食いつかせたら浮いたサイドハーフにパスを送り縦に抜け出すかボックスに侵入するかという攻撃が効いてました。仙台はCKとFKから2得点し、浦和に攻め込まれる時間帯もあったもののGKブリトニーをとDFラインがきっちりしのぎきり2-0で勝利。浦和がリーグ最下位というのもあるので順当な試合だったんじゃないでしょうか。

 

ものすごく失礼な話をさせてもらいますと、僕は女子サッカーなめてました。どうしても男子に比べて体格や走力含めた総合的なフィジカルが劣ってしまうため物足りないゲームになるだろうと思っていましたし、テレビで見る女子サッカーは速さや身体能力的な面で局面の迫力が欠けるという印象を受けていたためです。

しかし、実際に見てみるとまず技術面がうまい。全員パワー以外だったら僕の見慣れたJ3なんかとは比じゃ無いくらいうまい。キックの精度や個々のボールタッチはJ1と同レベルなんじゃないかと感じるくらいでした。そしてコンタクトプレーから逃げない。身体をバチバチ当てて相手をなぎ倒すし、鋭いスライディングで削りにかかる。

そしてみんな身体能力が半端ない。正直なでしこのGKをはじめとしたプレーをテレビで見るに「筋力的なバネが足りないなあ」と思っていたのですが、実際にプレーを見てみるとあんなに高くジャンプする女性を見たことがない。それくらいジャンプの到達点が高かった。さらに90分もあれだけスプリントする女性も初めて見た。まず僕は女性が全力でスポーツしているところを生で真面目に見たことがないので、あれだけ走るものなのかと衝撃的ですらありました。

 

個々の選手であれば仙台のGKブリトニー・キャメロンとボランチ川村優理が印象に残りました。

ブリトニーはまずバネとか筋力が外国人故か桁違いなようで、キックが明らかによく飛ぶし、横っ飛びでゴール隅に飛んだナイスシュートを右手1本ではじき出すビッグセーブを見せました。女子のGKでは規格外の選手であるように感じました。

川村は日本代表の常連なだけあって段違いのうまさ。コンタクトプレーで全く負けないし、身体の使い方もうまいし、タックルでどんどんボールを奪う。それでいて足下の技術もしっかりしていてショート、ロング問わず精度の高いボールを蹴るし、セットプレーでは空中戦の強さ故にターゲットとして機能する、と攻守に渡って八面六臂の活躍。次元が違う様なプレーを見せていました。

あとFWの有町も空中戦ほとんど負けずにどんなボールも収めて起点になってて、あんなにコンタクトプレー逃げない選手もいるのかと感心したり。

 

総じて日本の女子サッカーが非常にハイレベルであることを感じられました。うまいしフィジカルも凄い。そりゃW杯で結果残すわけだわ。

同時にこれだけのコンテンツ(試合内容)を提供できるのに、試合チケットの金額や、試合会場のグルメがJ3JFL並というのはいささか寂しい気がしました。マッチデースポンサーもついてなかったし。国内トップリーグで高いレベルのプレーを披露する彼女たちはもっと高く評価されるべきではないかと。技術レベルではJ1に匹敵すると思うし、スペースの攻略法とかJ3(福島ユナイテッドとか)よりよっぽど面白かったし、何よりあのなでしこジャパンの一員のプレーが見られるという価値は非常に大きいと思いました。

 

さて明日は福島ユナイテッドvsセレッソ大阪U-23。福島そろそろ危機感持ってリーグ戦戦わないと下馬評通りの下位チームになるぞ。がんばれ。

僕もさっさ就活終わりたいです。しんどいしんどい。

福島ユナイテッドFC vs 藤枝MYFC

2016年4月24日、福島はJ3第6節、ホームで藤枝と対戦。藤枝さんとは相性が悪いと言いますか、毎回毎回苦戦しているのですが、ホームで連勝を狙う福島は栃木戦に続いて良い内容のゲームができるのか注目でしたが・・・

www.youtube.com

 

結果は1-1のドロー

 

正直な話、基本的にそこそこ押し気味のゲームを終始展開していたのに、ドラのFKは素晴らしかったにしてもうっかり入っちゃったような1点しかとれなかったのは流石にどうなのかと。そして毎試合のことだけど75分を過ぎたあたりからのガス欠守備はなんとかしないと保たないわな。

 

攻撃が前回の栃木戦みたいな良い形の攻撃が見えなかったといいますか、アレックスがサイドに流れてくれないからか起点がなかなか作れなくて効果的な攻撃に繋がらなかった様な気がします。あとクロスの精度をもっと磨いてくれんかな。

守備は岡田と戸川が鋭い出足とハードな当たりで鉄壁の守りを築くも70分を過ぎた当たりから出足が鈍り始めると、中盤が間延びし始めるのも相まって防戦一方になるいつものパターンはそろそろ改善が必要なのでは。梅井や高聖やパウロンは若いんだから早いとこポジション奪ってみせてくれ・・・監督もマネジメントとしてCBの試合中盤くらいでの交代もプランに入れるべきじゃないですかね。

 

一応のところロドリゴが試合を重ねるごとに馴染んで来てるのは収穫。プレーエリアが広く、動き出しも良さげ。ポストもしっかりこなしてくれてるのでかなり重要な戦力となっています。相変わらずボールタッチの甘いドリブルでのロストは痛い材料なんですけども深刻な問題ではないはず。

今回ロドリゴが20分ちょっとで傷んだのでアレックスの出場時間は長かったんですが、あんまりサイドに流れないところとかキープしたりしなかったりが気ままなのでファーストチョイスにはまだならないかね。フィジカルはずば抜けてて、球際で相手をぶっ飛ばすのはざらで、ロスタイムのコーナーキープでは3人を背負ってキープするとかいうプレーを披露。アレックスについては使い方次第な感じですね。まだまだ馴染むには時間かかりそう。

あとはパウロンがベンチ入りし、いよいよ復帰。早く見たいですね。

 

 

んで、こっから面倒な話をさせてもらいますけどね、ロスタイムのPKの件なのですけど。僕は福島ユナイテッドのファンですから贔屓目に見ていることは否定しませんし、審判も人間なのでミスはするもんだと言うのは承知しているつもりだし、根本的に点が取れねえわ毎回毎回終盤にばたばたした守備して失点してる福島が悪いのは分かってますよ。でもこれはねえだろと。

どう見てもエリア外だし、藤枝の選手もダイブ気味というかあんな体勢で無理にボールに触ったらそりゃコケるだろうし、そもそも公式で表示されたロスタイム3分を相当に過ぎていたはず。倒れた位置がきわどいと思ったら副審と協議した結果でジャッジを下せば良いんじゃないでしょうか。この試合の主審の大矢充さんはJ3での主審が今回を含めて2回、副審が4回と経験が浅い方のようですが、なんでこんなに自信満々にPKを宣告するのかと。

J3はレベルも低いし観客も少ないんだから審判の練習台になってよ」なんてやってられないんですよJリーグの名前を曲がりなりにも掲げてる訳なんですから。J3とはいえプロリーグでしょ?プロリーグとして、興行として、エンターテイメントを提供してるのだからその場で審判の練習をさせようって、それじゃあリーグの魅力が損なわれてしまうんじゃないでしょうか。審判だって悪気は無いのに批判に晒される結果になるわけなので。今後は審判を育成するシステムも変更が必要になってくるかと。

それはそれとして植村が試合後の抗議でイエロー食らったのもなんだかなあ・・・植村は「生活かかってんだぞ」とかなんとか言ったようですが、そりゃあんなジャッジされたらそうなるわな。大矢主審からすれば「なーにわめき散らしてやがんだ主審に従えや」って感じなんでしょうが。ベンチも熱血コーチ柳原が四審に詰め寄るのはよくあることにしても、栗原監督があれだけ声を荒げていたのも珍しいし、普段ブーイングなど全く飛ばないスタンドからは大ブーイングが巻き起こりましたが、試合後に引き上げてくる大矢主審の表情は「やれやれ何騒いでやがるんだこいつら」といったような顔してた様に見えたのでちょっと不快でした。こういうことは審判、選手、スタッフ、観客(アウェイサポ除く)、誰も幸せにならないので審判の育成システムには何かしらのやりかたの変更が必要だと思います。

 

福島ユナイテッドもいい加減攻めたらその分は点取ろう。審判があてに出来ない現状では1点2点の差はあっという間にひっくり返されるんだから。

福島ユナイテッドFC vs 栃木SC

4月10日、J3リーグ第4節が開催され福島は栃木と対戦。栃木SCは今シーズンJ2からJ3に降格してきて、1年でJ2復帰を狙うクラブ。一方福島ユナイテッドは今シーズン未だ勝利なし。是が非でも勝利が欲しいクラブ。意地と意地のぶつかるゲームになるかと思われましたが・・・

結果は福島が2-1で今シーズン初勝利!!

www.youtube.com

先週の出来とは打って変わって全員が前に前に出て行くしセントラルMFとウイング、CFがうまく連携してボックスへの侵入しゴールに迫ります。はっきり言って福島が押し気味のゲーム展開に。栃木は安易な放り込みやイージーなパスミスでボールを失ったりと言った場面が多く、自分で自分の首を絞めてた印象。栃木がロングボールを多用してきたのですが、岡田と戸川が鋭い出足でポジションを確保し跳ね返し続けました。正直こういう展開は福島としてはしめたものだったのではないかなと。あと、元栃木SC鴨ちゃんが気迫のハイプレスで栃木の攻撃を機能させなかったあたりは印象的でしたね。

あと今回の観客の半分以上が栃木サポで完全にホームジャック状態だったのはびっくり。福島の赤黒でスタンド染めたいなあ。試合終了栃木サポから栃木の選手に激しいブーイングがあったのにはなおさらびっくり。J3は牧歌的なムードが多い中でああいうブーイングは初めて見ました。栃木さんも必死なんですよね。

 

それにしても広太のカットインからの一撃は素晴らしいですなあ。ウイングはこう出なくちゃ。広太はこの日1ゴール1アシスト。この調子で活躍して恵太や雄次に追いつけ追い越せだぞ。樋口も結構抜け出してシュートに持って行けていたので4-3-3も続ければもっと良くなっていくのかも。カウンターの場面も石堂や拓門よく走ってたなと全員が得点への意識を強く持っているようで良いですね。

でも最後の失点はもったいなかったなあ・・・試合最終版になるとどうしてもCBの出足が遅れてきてこういう場面出ちゃうんですよね。ここら辺は要改善。攻撃もセットプレーも数多く獲得できてたのでどれかは決めて欲しかった。

 

今回の試合は栃木さんがイマイチ調子が上がって来てない部分はあったものの、福島が相手にうまくプレスをはめて、ピッチをワイドに使いつつ連携のとれた攻撃が出来てたように思います。前節から打って変わって見所の多い試合になったかと。アタッキングにも人数をかけられてたし。60分過ぎあたりのロドリゴの反転突破から始まった波状攻撃はウイング、セントラル2枚、両SBまで参加して細かいパス交換やクロス、ミドルシュートでゴールをこじ開けようとしていてかなり迫力がありました。ああいうの続けて欲しいね。

 

選手については、CBのコンビが失点したとはいえなかなかの好パフォーマンスを見せていてこれは梅井や高聖、パウロン、杉野は苦しいなと思ったり。植村が横っ飛びセーブをしてないあたり岡田と戸川はしっかりシュートコースを切ってるんだろうし、空中戦もほとんど負けないし、替える必要性ないですしねえ。パウロンは月曜の練習試合に出場して得点もしているので復帰も近そうなのですがどうなるものか。能力で言えばうちのCBの中でトップのはずですしね。

あと今節は僕も注目してるアレックスが短い時間ながらも出場。柔らかボールタッチと強靱なボディバランスを披露してくれました。ボディバランスがかなり凄くて相手選手2人の寄せをものともしないキープは正直圧巻だったり。オフ・ザ・ボールの動きとかまだまだ足りない気もするのですが、まだ若いしフィジカルは目を見張るものがあるので今後要注目の選手です。

まあしかし今のところロドリゴがCFとしては一番バランスが良さそうですな。ポストも結構出来てるし、独力での突破やターンの技術もあるし、何より強引にでもシュートまで持って行ける能力は非常に優れていると思います。相手との間合いを読み違えることがよくあるのは玉に瑕ですが。

 

まあ4試合終わったところですので、これから他の選手の突き上げに期待しましょう。

あ、アレックスのチャントが独特ですごく気に入りました。アレックスもっと試合出てくれ。

それとそれと、ものすごい個人的な話なのですが、今回はシャトルバスで試合に行ったのでビール飲みました。真っ昼間からチキンステーキやフランクフルトやカツ丼を食いながらビールを煽ってサッカーを見るのは最高だ!!まして試合に勝ったとなれば言うことなしですよ。本当に最高の週末でした。

 

福島ユナイテッドFC vs SC相模原

えーと、あんまり暇はないんですが、備忘録として一応書き残しておきます。説明会参加とかで忙しかったもので・・・

4月3日のJ3リーグ第3節、福島はホームで相模原と対戦。0-1で敗れました

www.youtube.com

 

まあこんな具合で、普通は2分以上あるJ3ハイライトも1分30秒弱に収まるような凡戦と言いますか・・・

 

石堂に替わって拓門、渡辺匠に替わって鴨ちゃんを中盤のスタメンに起用し、左SBには福岡、茂木は右SBに移るとメンバーを前節から入れ替えてきた福島。風上に立った福島は立ち上がりから一方的に攻め立て、失点のセットプレーまでは全く相模原にチャンスを与えないゲームを展開していたものの・・・失点後は相模原にペースを握られ盛り返せず。風下になった後半はロングボールも風に押し戻され有効なプレーも生まれず。特にチャンスらしいチャンスも生まれないまま試合終了。

申し訳ないんだがマジで後半の内容が思い出せないっす。なんか相模原がCKで密集の外にボール放り込んでボレーシュートとかいう工夫してたのは覚えてんだけども。それくらい福島は何もなかった。

 

なんというか、監督批判になりそうなんでアレだけど、4-3-3そんなに良いか?昨シーズン終盤の4-4-2じゃいかんのか?といいますか。選手の良さが結構消えている気がしちゃうんですよねぇ・・・

前線なんてはロドリゴポストプレー頑張ってるのは分かるし、実際悪くはないんだけどロドリゴの良さとか怖さって前向いて仕掛けるプレーとかだと思うんですよ僕は。まあそれで結果がついてこなかったから今みたいになってるのかもしれんが。あと樋口がずーっとサイドに張り付いてDFラインまで下がって守備してボールもらって前に運んでるんですけど、もはやそれを樋口にやらせる必要があるのかと。樋口とかいう本格派のストライカー連れてきたのにこんな使い方でいいのかと。トップに置いて裏狙わせるとか、ウイングでもダイアゴナルに走らせてボックス内で勝負させるとかいう使い方はしないのか・・・いや、こういう攻守に器用なことできる樋口をサイドで使いたくなるのはわかるけどもそれでいいのかと。

昨シーズンの2トップみたいにポストプレイヤーと裏狙うストライカーの組み合わせで良いと思うんだけどなあ・・・

 

まあしかし何より残念だったのが選手たちの勝ちへの執念が見えなかったこと。ビハインドでDFラインと中盤で横パスバックパスしてて点が取れるのかと。リスクを冒して仕掛ける選手も前へ出て行く選手もいないってのはよろしくない傾向じゃないすかね。風下でロングボールが使えなかったにしてもあまりにも攻め手が緩かったと思います。福岡とか再三縦に突破してたのに後半全然突破の選択肢持ってなかったし。やっぱり石堂や渡辺匠がピッチにいないと締まらないのかしら?

 

とはいえ福岡の突破力と攻撃力は数少ない収穫。ボールタッチの少なかった蓮沼もキビキビ動いていたので楽しみな存在です。鴨ちゃんもやっぱり器用だし戦術理解力高いんだろうなって思いました。しかし昨シーズン地味ながらもしっかり中盤を支えていた拓門は何でこんなに微妙なしあがりなのか。なんかフワフワしたプレーしてたのが気がかり。

ピッチ外のことでは岩代屋敷ダイオーさんの出してたオール福島産食品のソースカツ弁当がボリューミーかつ美味だったのが印象的でした。スタグルの新名物になる予感。あと、竹鼻GMがプレゼンターを務める『サッカーのミカタ講座』なんても面白かったし、観戦の手引きとしても良さげだったのでこれからも続けて欲しいですね。竹鼻さん喋るのうまいんだもんなあ。

 

さて次節は4月10日にホームで栃木SCと対決。J2からの降格クラブ相手なので厳しい戦いが予想されますが、負けていい理由にはならんのでしっかり勝ちましょう。負けたら最下位になるかもしれんぞ。

 

とりあえずは次節も楽しみです。アレックス出てほしいなあ。

 

 

 

 

近況のメモと開幕後の福島ユナイテッドの感想

色々と書くのでちょっと長めになります。

 

えーと、一応僕も新年度から大学4年の就活生でしてね・・・企業のとこにぼちぼちと足を運ばなきゃならんのですよ。正直ですね、サッカー見に行ってる暇あんのかとも思ったり、こんなブログを更新する暇あんのかと思ってはいるんですが。まあ好きなことはやめられんのでなんとかやっていこうかと。

でも今後何年も福島ユナイテッドの試合行き続けられるように就活もしっかりやらんとなあ・・・しんどいしんどい。

 

 

試合はと言うと、3月13日の開幕戦はホームなので現地で観戦できまして。3月20日のアウェイ富山戦は富山のラジオ実況をインターネットサイマルラジオで聴きました。

 

僕は昨シーズン終盤に良い手応えのあった4-4-2をメインのフォーメーションにするだろうと予想していたのですが、開幕から2戦ともアンカー配置型の4-3-3を採用。GKは植村、CBが岡田亮太と戸川、SBは右が野田で左が茂木、アンカーに石堂、セントラルハーフが渡辺匠とドラ、ウイングは右が樋口で左が広太、CFはロドリゴという形でした。

ポゼッションサッカーを掲げているものの実際はロドリゴのポスト、キープを前提としたロングボールのこぼれ球をセントラル2枚とウイングが拾ってカットインやらクロスやらでチャンスをつくる感じのサッカーやってます。セントラルも高めの位置を取って高い位置でボールを奪おうという姿勢も垣間見えました。が、しかしウイングが守備時はかなり低い位置まで降りてくるのに奪ったボールをロドリゴめがけてバンバン放り込むからサポートのないロドリゴがロストしてまたカウンターを食らうという場面が多かったかなと。というか両ウイングの攻守にわたる上下動がかなり激しくて広太と樋口よくあんなに走るなと。

一方守備はセントラル2枚が前に出たところをかいくぐられるとアンカー石堂しかCBの前にいないもんだからバイタルがスカスカ。たぶんもっとDFラインを高くすればバイタルのスペースは消せるかもしれないけど、岡田と戸川のお世辞にも足が速くないCBでハイラインは自殺行為だと思うので・・・秋田戦では途中から渡辺匠ボランチに下げてドラをトップ下にしてたけどそっちの方が守備的には良いと思うなあ。

CBは戸川と岡田がしっかりお互いを補完しているもののやっぱり岡田のカバーリングは若干不安かなと。まあこの辺は今後の微調整で何とかなるレベル。

 

とにかくバイタルの管理がアンカー1人に任せきりなのはちょっとまずい。石堂の問題と言うよりは戦術の問題なのでセントラル2枚はもう少しバランスをとったポジショニングをした方がいいかもしれない。もしくは全体をコンパクトに保つか。あと攻撃への切り替えは奪ってすぐCFにロングボールばっかりだとCFが孤立するばっかりなのでロング蹴る前にもっと前線に数をそろえてからやるべきかなと。

個人的には4-4-2の方が機能しそうな選手層だと思うんですが・・・

 

あとはぼちぼち選手個人の開幕後の感想みたいなものを。

 

GK

33番 植村

危なげなくここまでこなしているのでおそらく不動のレギュラー。秋田戦の失点は打った方を褒めるべき。

 

DF

2番 岡田

相変わらず身体が強い。フィードも良いのでこのまま続けてほしい。あとは戸川がボール取りに行ったときのカバーにもうちょっと気を配れば完璧か。富山戦で苔口のシュートをブロックしたプレーは値千金。

 

3番 野田

相変わらず唐突に視野が狭くなってとんでもないミスすることはあるものの、やっぱり攻め上がったときは結構効きそうなアタッキングしてる。対人も悪くないと思うんだけど横パスかっさらわれるのは勘弁して欲しい。

 

4番 戸川

年齢を感じさせないプレーで個人的に一番びっくりした選手。的確なポジショニングでロングボールを跳ね返し、鋭い出足でインターセプトも。岡田共々CBの牙城は堅そう。秋田戦ではロングスローのこぼれ球に飛び込んでつぶれ役となり同点ゴールに絡んでいるのでやっぱりゴール前の得点力も期待できる。

 

MF

5番 渡辺匠

想像以上に動けてるし、どんどんボールを刈り取ってパスを出すので安東が抜けた影響を全く感じさせない活躍。ミドルシュートはあんまり狙わないタイプらしい。試合中は常に声だしてるのと監督と積極的に意見交換していたのが印象的

 

6番 鴨志田

今シーズンもポリバレント性を活かした起用は変わらない模様。困ったときの鴨ちゃん頼みは健在だがそれでいいのかとも思う。

 

8番 石堂

アンカーで攻撃の舵取り役を任されているものの守備の負担が大きすぎる印象。パスは結構良いの出してるのでもっと大きな展開とかもやって欲しい。

 

10番 金功青

左足のキックはやっぱり良いものを持ってるけどもうちょっとチャンスに絡んで欲しいというのが正直なところ。気迫のこもった激しいプレスは好印象。

 

14番 星広太

左ウイングでの起用。以前より攻撃的なドリブルが増えたか。フリーランや一瞬のテクニックは素晴らしいので得点力を上げていきたい。

 

15番 村岡

秋田戦では早速ロングスローが炸裂。しかしもう少し器用にならないとスタメンは難しいかも。

 

FW

7番 茂木

左SBでの起用。縦に入れるときにタッチラインに沿ったボールを出すため利き足ではない左足を多用していたり、秋田戦の同点ゴールも狭い中で2タッチしていたりと随所で格の違いを披露。

 

 9番 アレックス

実際にプレーは見てないけど、割と周りをしっかり見てるし簡単には奪われないキープとかしてるのでポストプレイヤーとしてはなかなか良さげ。次節からスタメンも狙えるか。

 

11番 金弘淵

サブに甘んじることになり、正直独力でどうこうする選手でもないので途中出場でもあんまり見せ場がなかったり。監督がCFに求める仕事内容からしてまずはポストプレー頑張るしかないか。

 

22番 ロドリゴ

精力的に最前線でチェイスやポストプレーをこなし、隙あらば反転シュートを狙うなどのプレーも披露。ただやっぱりもうちょっと周りを使って欲しい。正直ポストプレーやるより前向いて仕掛けてナンボの選手だと思うのは僕だけですかね。

 

40番 樋口

右ウイングでの起用のためゴール前での仕事が多くないものの、器用なキープや献身的守備が光った。でも個人的にはゴール前で勝負させてほしいなあ・・・

 

意外と、というと失礼かもしれませんが、ベテラン組の活躍が光った印象。同時に若手の突き上げがもっと欲しい。

 でも昨シーズンに恵太や広太が試合に出るようになったのは開幕して暫く経ってからだしね。気長に待ちましょうか。しかし拓門や福岡がここまでポジション争いで遅れをとるのは予想外でした。良いモノを持っている選手なので奮起に期待したい。

 

とまあ色々クラブに思うところも有ったり無かったりしますが、今シーズンもJ3楽しんでいこうと思います。就活さっさと終わりたいなあ。