18番地の蟹さん

蟹が見たサッカーの感想をはじめとした諸々の雑記。たまにアニメとアクション映画。個人的なメモとして。

福島のサッカーに歴史あり

選手の移籍について記事更新したししばらく更新は無いだろうと思っていたのですが、気になるモノを見つけたので備忘録的に書き残しておきます。

 

今日ネットサーフィンをぶらぶらしていたところ、こんな動画を見つけまして・・・

 

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福島FCに所属していた鋤柄昌宏さんが、福島FC解散後も福島に残り、聖光学院高校サッカー部の監督となったというニュース映像です。

なんとこのニュース映像、2014年シーズンに福島ユナイテッドに所属していた福島県出身のJリーガー杉山琢也と現在福島ユナイテッドに所属する茂木弘人聖光学院サッカー部員として登場しているんです!!

最初は「ん?なんか見覚えある人だなこれ・・・って杉山じゃん!!」みたいなかんじでして。

 

茂木は当時からエリート選手だったんですよね。アンダー世代の常連でしたし。ちなみに、僕の母の職場に聖光学院サッカー部で茂木の後輩だったという人がいるのですが、その人の話によると「茂木さんはアンダー世代の代表にしょっちゅう呼ばれていたので部活に来ることは多くなかった。」とか。

 

まさかこんなところでユナイテッド戦士の過去を見るとは・・・杉山も茂木も、鋤柄監督の指導があったからこそJリーガーになれたのかもしれませんね。そして彼らがJリーガーになっていなかったら、福島ユナイテッドで地元出身選手ということで活躍することも無かったのかもしれません。

 

福島FCJリーグ入りの夢半ばに解散した後、東京出身の鋤柄さんが福島に残って指導者となってくれたからこそ福島県出身のJリーガーが生まれ、今となってはその選手達が福島ユナイテッドを通じて地域を盛り上げようとしている・・・歴史とはつながっているものですね。

福島FC福島ユナイテッドには直接的な関係はありません。しかし、福島県のサッカーの歴史としてつながりがあるのだなぁとしみじみと感じました。

 

というお話でした。福島FCの意思を継いだFCプリメーロのサポーターさんからは怒られそうな内容ですが、1人のユナイテッドサポーターとして書き残しておきます。

 

余談ながら、鋤柄さんは中山雅史の大学時代の先輩で、中山のニックネーム「ゴン」の名付け親だそうです。

鋤柄さんは現在監督を退任しており、ニュース映像に登場したコーチの山田喜行さんが現在の聖光学院サッカー部の監督となっています。山田さんは2012年には聖光学院を高校サッカー選手権全国大会出場へと導きました。

 

それにしても、茂木って高校時代から髪型変わってないのかあ・・・もみあげの位置も全く変わってないんじゃないのか。生え際はちょっと変わってるかも。

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ちなみになんですが、杉山琢也は現在引退しており、福島市内のリバーロック4というレストランに就職しているそうです。僕は何度か足を運んでいるのですが未だに見かけたことはありませんけど。

まあ実際に会ったところでどう声をかけたものか・・・

地域リーグから来た巨人

正直、速報性もないしただ駄文を垂れ流すだけなのに選手が1人移籍してくるたびに記事を書くのかなんて自分でも思ってはいるんですけども。個人的な備忘録って側面もあるのでね。気になった選手ですし記事にしておきます。

 

2016年2月16日、福島ユナイテッドへ、北信越リーグ1部のサウルコス福井からDF梅井大輝の完全移籍が発表されました。公式はこちらから。

 

梅井選手は194cmというパウロンをも超える長身。体重も88㎏となかなかがっしりしていそう。そして左利きで、CBやボランチをやっていたんだとか。8チームで争う北信越1部で14試合4得点と全試合に出場しなかなかに点を取っているようで得点力も期待できそうです。まあレベルの違いには多少戸惑うかもしれませんが。

 

他のJ3クラブの補強を見ていても、地域リーグから選手を連れてくるケースは何件かあるようです。僕も個人的に地域リーグから選手を引っ張って来ることができればなあとは思っていたのですが、このタイミングで即戦力を連れてくるとは。

 

地域リーグの選手であるため、あまり情報が多くないのですが梅井選手についてぼちぼちと調べてみました。

梅井選手は福井県出身サウルコス福井には2013年に加入。14年には主将を務め、15年は副主将を務めていたとか。地元出身選手であり、チームの顔となる選手であるため、スポンサーへの営業活動などもしていたようです。

登録はDFであるものの、2014年の全国地域サッカーリーグ決勝大会(以下、地決)ではMFとして全試合出場。2015年の地決でもMFとして全試合出場となっています。サウルコス福井ではボランチを主戦場としていたようですね。ということはある程度のボールの展開や運動量を持っていると考えても良さげなのかな。サウルコスがどんなサッカーやってるのかわからんのだけど。

 

梅井選手は1月にサウルコス福井を退団し、福島ユナイテッドの湘南でのキャンプに参加して契約を勝ち取りました。梅井選手本人のTwitterを見てみると、福井側から契約延長を申し込まれたものの本人が断っての退団のようです。梅井選手は福島への入団の際に「年齢的にもラストチャンスだと思う。」とコメントしています。梅井選手は現在26歳で、シーズン中に27歳となります。アスリートとしての身体能力のピークが基本的に30歳前後までだと思われるので、Jリーグでプレイするには身体が動くうちしか無いと考えたのではないでしょうか。

 

全くプレースタイルや能力が分からない選手なのですが僕は梅井選手に大いに期待しています。というのもまずウチにはCBを主戦場とする選手が、岡田、戸川、高聖、杉野、パウロンと5人もいるし、渡辺匠、小山内、福岡もCBでプレイ可能であるにも関わらず、新たにCBの選手として加入しているためです。ボランチとしての起用も考えられますが、これだけの人数を抱えるCBに新たに選手を加えるということは大きな戦力になるという確証があればこそなのではないでしょうか。まあ去年CBの選手5人いたのに3人も同時期に骨折するなんてことがあった反動かもしれませんけど。

梅井選手はガタイもいいし、評判も上々なので本当に期待しています。本人もラストチャンスと言葉にしていることから非常に意欲も高いように感じます。是非ともJ3の舞台で大活躍してもらいたい。

 

それにしても今年のCBは激戦区ですな。岡田を軸に激しいスタメン争いを展開して高め合って欲しいですね。

 

梅井のことを調べると色々と考えちゃうところはあるのです。彼が福島に入団に至るまで色々と葛藤もあったのでしょうが・・・サウルコス福井も今年は5度目の正直で地決を突破してほしいなあなんて思いました。

 

そうそう、余談なのですが、福井県出身の梅井選手がJ3リーグに所属する福島ユナイテッドに加入したことでJリーガーとなったため、Jリーガー空白県が無くなったとのこと。梅井選手には現役唯一の福井県出身Jリーガーとしていっそう奮起してほしいですね

北の国から来た巨人

2016年2月4日、J2北海道コンサドーレ札幌からDFパウロンの福島ユナイテッドへの期限付き移籍が発表されました。公式はこちらから。

外国人助っ人大好きな俺氏歓喜。そしてこれがなかなかのスーパー外国人との噂。

 

パウロンはブラジル国籍で、192cmと高身長のCB。札幌サポーターは口々に「J1クラスの身体能力」と評しているようなのですが、とてつもなく怪我が多くまともに稼働しないんだとか。稼働さえすれば大活躍間違いなし、J3無双レベルのブラジル人だそうです。現在は怪我のリハビリ中だとか。

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えげつねえ高さ・・・J2でこれならJ3ではそれなりに期待できるのでは。パワープレー要員にもなるかも。

 

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退場になっちゃってるけど足速いし、タックルのリーチすげえなこりゃ。J3なら無双っていうのも納得の身体能力。

 

しかしながら札幌に3シーズン在籍してリーグ出場数は44試合にとどまるなど本当に怪我が多い模様。昨年10月の負傷が手術などもあって長引いて現在に至るんだとかで、福島の設備でちゃんと活躍させられるのか不安ですね。メインの練習場人工芝だし。ホームスタジアムはリーグ側から注意勧告受けるほどの劣悪なピッチだし。

 

J2で十分に通用する実力を持っているものの、この怪我の影響でシーズン序盤に試合に出られないことや、札幌がヘイス、マセードに続き、新たにブラジル人選手のジュリーニョを獲得したため外国人枠の空きが必要になったため、レンタルに出されたようです。札幌公式でもパウロン本人が「急な話で迷いましたけど」と言っていることからも、両クラブともに当初から計画していた移籍ではないようですね。

 

素晴らしい能力を持っているらしいパウロンなのですが、本人の怪我以外にうちには通訳が不在という問題がありまして・・・パウロンと同じくブラジル出身のロドリゴも日本語が使えないのですが、ベテランのDF戸川がポルトガル語を喋れるということで通訳を務めているのが現状です。怪我から復帰しても戦術に組み込めるのか不安が残りますね。

 

ちなみに今シーズンからJ3の外国人枠がJ1、J2と統一されたので、パウロンの加入で福島の外国人枠の残りは1。まあ通訳いないのでこれ以上外国人加入することもないとは思うのですが。でもブラジルトリオとか僕としては憧れちゃうんだけどなぁ。

僕としてはパウロンの加入には、同胞のブラジル人が同じクラブに所属することによってロドリゴへ良い影響をもたらしてくれる効果も期待しています。遠い異国の田舎で言葉の通じる人がいないってのはしんどいだろうし。

 

パウロンはプレシーズンほとんど稼働できないようなのでコンディション調整に苦労しそうですが、J3レベルを遙かに超えると言われる能力を存分に発揮して福島の上位進出の原動力になってもらいたいですね。1日も早くそのプレーをスタジアムで見せてほしいものです。大いに期待させてもらいます。本人もこの移籍を機に怪我の多さを克服してくれればありがたいのですが。

 

それにしても、これまで堀米や小山内のレンタルもあることからして、札幌さんとは良好なパイプが出来上がっているようですな。小山内、パウロン共々しっかり育てて返却してこの関係を維持していけるようにしたいですね。下位カテゴリーの補強はコネの部分も多分にあるので、こういう関係が多く作れれば良いのかもしれんと思ったりしたのですが。レンタル補強ばっかりでもしょうがないんだけどさ。「このクラブに任せれば育てて返してくれる」というブランド的評価をされることも悪くはないのかなぁなんても思ったり。

 

 

 

 

 

福島ユナイテッドの2016シーズンユニフォームが決定 新体制発表会も開催

 

1月22日、福島ユナイテッドの2016シーズンの新デザインユニフォームが発表されました。

公式はこちらから。

 

今シーズンも引き続きユニフォームサプライヤーhummel

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ここ1,2年サッカーのユニフォームとしては世界的トレンドとなっているボーダー柄が採用されました。画像だとどんな具合のボーダーかわかりにくいのですが・・・赤黒の配色はシンプルですけど今シーズンもかっこよさそうですね。

2ndユニフォームは2013シーズンモデル風味ですけどマイナーチェンジなのかな?

そしてGKユニフォームが2013シーズンぶりにモデルチェンジ。オレンジから黄色に戻って地域リーグ時代を彷彿とさせるユニフォームに。

 

スポンサーは胸と袖とパンツのみ。背中は昨シーズンミュゼプラチナムが入っていましたが、ミュゼはゴタゴタして会社が火の車っぽいのでやっぱり撤退してしまいましたね・・・

たしか今年から背中下のスポンサーも解禁になったはずなので、背中の上下スポンサー枠埋めたいですね。

 

それにしても最近のサッカーユニフォームはボーダー柄の多いこと多いこと。僕は古典主義なので「ストライプがサッカー、ボーダーがラグビー」みたいなイメージ持ってるからボーダー柄がやたら増えるのはどうなのかとも思ったり。まあかっこよければいいか。

 

そして同日に新体制発表会も開催。竹鼻GMや栗原監督や新加入選手のコメントをJ'sGOALさんが掲載してくれています。

【2016シーズン始動!】福島:新体制発表記者会見での出席者コメント(1) - J's GOAL

J'sGOALさんありがたいですね。

 

今シーズンもスローガンの「Link」を継続。ここら辺はクラブの方向性と戦術をうまく絡めたスローガンだと思うので良いんじゃないですかね。

先日は「2位以内を目指す。」なんて話がありましたが、改めて「5位以内を最低条件としつつ、2位以上を目指す。」という目標を掲げました。昨シーズンの出来にはだいぶ手応えを感じているようですね。栗原政権3年目を迎えた訳ですが、栗原監督の手腕に期待しましょう。

一方で新加入選手はというと、個人的には樋口が再三口にした「15得点」という目標に期待したいですね。何回も15得点と口にしているあたり、かなり強い意志を感じます。僕は樋口のプレーはハイライトでしか見てないのですが、実際に昨シーズンも15点は取れそうなプレーしてるんですよね。試合数が30試合と少ないので険しい目標になりそうですが、是非とも福島のために大活躍してもらいたいですね。

そして、ホンヨンにも樋口に負けじと頑張ってもらいたい。FW二人互いに競いあって高めあって欲しいですね。去年のホンヨンのシーズン終盤の出来はちょっと期待外れだっただけに、ホンヨンにも二桁ゴールは目指して欲しいものです。

 

さて明日は業務提携しているJ1 湘南ベルマーレとのプレシーズンマッチ。新加入選手や新ユニフォームのお披露目ですね。今シーズン最大の寒波が日本列島迫っているのですが大丈夫でしょうか・・・

 

それにしてもコメントを見るに竹鼻さんはトークがうまいですね。去年試合前にスタジアム外で竹鼻さんのトークショーやってたことあったのですが、結構面白かったのでああいうのまたやってほしいなあ。

そして酒井高聖がほんとにイケメン。モデルかよみたいなレベル。主力に定着して人気選手になってもらいたいものです。

 

プレシーズンマッチ後にはそのまま湘南でキャンプインしますが、これからキャンプに練習参加する無所属選手や大卒選手もいるのでしょうか?昨シーズン星雄次はこのキャンプに練習生として参加して契約を勝ち取りました。今年も選手の発掘に期待しましょう。

 

 

福島ユナイテッドの2016シーズン始動

シーズン始動とここ最近の個人的なサッカー事情を備忘録的に。

 

まず、福島ユナイテッドは1月13日にJ2清水エスパルスからFW樋口寛規の完全移籍加入を発表。同時に仙台大学からMF蓮沼翔太の加入も発表。これで1月15日時点での所属メンバーは23人に。

 

1月14日には新体制と背番号が発表。一覧はこちらから。

 

そして1月15日、シーズン初練習が行われ、本格的にチームが始動しました。今シーズンも1年間頑張りましょう。

 

なんと言っても樋口の加入は強力な補強ですね。樋口は昨シーズンJ3SC相模原に清水エスパルスからレンタル加入し、31試合11ゴールの成績を残しました。ハイライトでしかプレーはみたことはありませんが、左右両足からどちらからも鋭いシュートが打てる、裏に抜け出すスピードも十分、マークを外したりギャップを突く動きだし、常にこぼれ球を狙うポジショニング、と非常に優秀なストライカーのように感じられました。ただ11ゴール中、1試合3ゴールと4ゴールが1回ずつあるなど固め撃ちが目立ったことが唯一の気がかりです。SC相模原ではサイドハーフもやっていたようですが、おそらく福島ではトップに固定されるはずなので、さらなるゴール量産に期待しましょう。個人的にはフル稼働できれば得点王も狙える素質がある選手だと思います。

蓮沼は昨シーズンの齋藤恵太に続いて仙台大から加入。うちは仙台大とパイプでもあるんだろうか?僕は大学サッカーには疎いのでどういう選手なのわからず。サイドアタッカーなのかな?

 

そしてシーズン始動に伴いチーム関係者へのテレビ局のインタビューもありまして。以下はNHKの夕方のローカルニュース内のインタビューより。

渡辺匠は「福島以外だったら引退しようと思っていた。自分の中では福島以外考えていなかった。」と発言。故郷にJリーグクラブがあるということは選手の人生にも影響をあたえるものですね。サポーターとしては本当にうれしい言葉です。

栗原監督は「今までのところの(ボールを保持して主導権を握るサッカー)質とスピードをどんどん上げていくのが一番のテーマ。我々はJ2ライセンスを持たないが、昇格圏である2位以内を目指すというのは強い気持ちをもってやっていこうと思う。」と発言。ライセンス取得にはスタジアムというハード面の整備が必要であるため、まずは昇格するに足る実力を示すということを目標にするようですね。たしかJ3入会初年度にうちの鈴木勇人代表が「3年でJ3優勝。5年でJ2昇格。」みたいな目標を掲げていたと記憶してるのですがどうでしたっけね・・・まあ可能か不可能かは置いといてこの目標はクラブ側としても手応えを感じての目標設定だと思うのでここはクラブを信じましょう。栗原監督も3年目ですので勝負の年としてこの高い目標を実現して欲しいですね。

 

ちなみに9番が空いてるけど誰かこれからFW獲得するんだろうか?樋口が9番になるんだろうと思ってたけど40番とか意外な番号付けてるし・・・ただ誰も付ける人いなかっただけなのかな。

 

余談になるのですが、JFL HondaFCにレンタル中の久野純弥の契約の話が未だに出てこないのですがどうなってるのでしょうね・・・

 

以上がここ数日の福島ユナイテッドのお話でした。

 

で、先日もチラッと触れたいわきFCの続報がでまして。

こんな感じの超絶好待遇ビッグクラブを立ち上げるそうなんです。

うーん、福島ユナイテッドとしてはこれは厳しい。J1湘南ベルマーレの前社長の大倉さんが社長に就任し、ドームの資金をじゃぶじゃぶ注ぎ込むようですが・・・一部の人々からは湘南と業務提携を結ぶ福島ユナイテッドにダメージを与えることになる計画に参加する大倉さんに否定的な意見も出ていますが、僕が思うにビジネスライクに金のある方に流れただけだったりするんじゃないでしょうかね。

福島ユナイテッドも早々に結果を出してJ2に行かないとスポンサーや県民に見限られることに繋がりますからね。これからはかなり修羅場になるかもしれません。

しかしながら、福島県はまとまりが無いので案外いわきFCは浜通りで完結しちゃったりして。それはそれで福島ユナイテッドのクラブ理念には反するのですが。

正直なことを言わせてもらえば計画の趣旨は面白いけど、僕としては愉快な存在じゃないっすよといったところです。

 

そして地域リーグの話題ですが、高知県アイゴッソ高知と高知UトラスターFCが合併して高知ユナイテッドSC(スポーツクラブ)になるんだとか。またしても国内にユナイテッドが生まれたようですな。

そろそろプレシーズンマッチとしてユナイテッドカップとか開催してみても面白いんじゃないでしょうか。ジェフユナイテッド市原・千葉福島ユナイテッド鹿児島ユナイテッド、早稲田ユナイテッド、高知ユナイテッドとかで。特別ゲストにムアントンユナイテッドとかブリーラムユナイテッドでもよんでみたり。本当はシェフィールドユナイテッドとかニューカッスルユナイテッドを呼びたいけどリーグスケジュール的に無理そうなので。

 

以上、うだうだと日々思ったことを書き連ねてみました。

星雄次の移籍に思うJ3の価値

福島ユナイテッドに所属するDF星雄次のJ2レノファ山口FCへの完全移籍が1月9日に発表されました。大卒ルーキーながら左SBの絶対的レギュラーとして活躍。35試合5ゴール2アシストの大活躍でした。

 

星雄次はドリブルでの突破力はJ3内では高い部類であり、左右両足が使え、タイミングのいいオーバーラップから縦に突破してクロス、カットインしてシュートと攻めの引き出しが多い攻撃的SB。それでいて守備も疎かにせず、豊富なスタミナを持つなど優秀な選手です。実際に福島ユナイテッドでも雄次のいる左サイドはストロングポイントでした。

 

しかしながら、なんと星雄次は2015年2月半ばまで所属クラブが決まらない状態でした。2月に福島のトレーニングキャンプに参加しようやく契約を勝ち取りました。あれだけ活躍できる選手がどこのクラブの目にもつかずに残っていたということが驚きです。

 

その選手が大卒2年目にはJ3からJ2へステップアップする・・・これこそがJ3のひとつの価値ではないかと僕は考えます。J1、J2でスカウトの目に止まらなかった選手がJ3で活躍しステップアップを果たしていく、という形が日本サッカー界における埋もれる人材を減らし、さらなるサッカーの盛り上がりや、代表やJ1クラブの強化へとつながるのではないでしょうか。

まあ、そうは言ってみたもののJ3で活躍した選手でもJ1に定着したり代表まで上り詰めることは稀ではあると思いますが・・・もしかしたらジェイミー・ヴァーディーのようなシンデレラストーリーが生まれるかもしれませんよね。

 

J3JFLよりもJ1、J2からの目が届きやすい環境というのが影響しているのかもしれません。今年からセカンドチームが参戦するため、このような選手の動きはどんどん増えていくのではないでしょうか。

 

しかし、J3クラブも慈善事業で若手の発掘、育成を行っているわけではないのも事実です。主力をみすみす引き抜かれるばかりにならないようにしていく必要があります。

福島ユナイテッドの場合、J2ロアッソ熊本へ移籍した齋藤恵太は0円移籍ですし、今回の雄次の件もおそらく同じでしょう。主力抜かれまくりのJ3ガイナーレ鳥取も同じような状況かな?

なんとかJ3にもおいしい部分が回るよう考えていきいものですね。

 

 

それにしても星雄次が1年で退団とは悲ものですな・・・ステップアップなので喜ばしいことではあるのですが、もう双子の兄、MF星広太との素晴らしい連携で相手の右サイドを攻略する姿を見ることができないのは残念です。

 

 

星雄次が1ゴール1アシスト、ゴールライン上のボールを掻き出すなど大車輪の活躍を見せ、勝利を呼び込んだ試合。奇しくも相手は今回移籍したレノファ山口。個人的にこの試合は福島ユナイテッドの2015シーズンのベストゲームです。

広太と雄次、星ツインズのこの華麗な連携がもう見られないのは本当に残念だ・・・

 

星広太と星雄次の双子アベックゴール。双子のアベックゴールなんて滅多に見られないよね。

 

うーん、なんだか何が言いたいかわからない記事になってしまった・・・大したタイトル付けてはみたけど、要は「星雄次いいもの見せてもらったぜありがとう!」という記事でした。恵太の時もやっとくべきだったな・・・

とりあえず、J3はこれからますます日本サッカーの裾野としての役割を担っていくのだろうと雄次の移籍を見て思うと同時に、この形をJ3クラブにも恩恵が及ぶようにしていく必要性を感じたという話でした。

最近の記録

 

あけましておめでとうございます。

 

一応、前回の記事の投稿から1月8日昼過ぎ時点までの福島の選手の移籍情報を備忘録的に書き残しておこうと思います。

まず加入選手から

以上のことが決定しました。

 

続いて退団選手について

以上のことが決定しました。

 

JFL HondaFCへレンタル中のFW久野純弥の去就については未定。

 

まず退団選手のお話をさせていただくと、齋藤恵太のロアッソ熊本へのステップアップが大きな話題となりました。大卒ルーキーながら28試合8ゴールという結果を残し、圧巻のスピードでJ3に強烈なインパクトを残した恵太が引き抜かれるのは必然ですね。福島としてはチーム得点王を引き抜かれるのはとても苦しいのですが、下位カテゴリーのクラブの性とでも言いましょうか・・・恵太には是非とも頑張ってほしいですね。

そして安東も1段階上の武者修行へ。恵太と安東のマッチアップが見られるとは贅沢な時代になりましたな。

タムショーについてはポテンシャルを持て余し気味な印象。高校時代は浅野拓磨と2トップ組んでたのにだいぶ差が開いてしまいました。まだまだ若手なのでこれからに期待しましょう。

大原の引退は意外でした。まだ29歳、2015シーズンはCBの主力だっただけに早すぎるような気もしてしまいます。彼のセカンドキャリアに幸有らんことを。

 

加入選手の話をさせてもらいますと、現時点で最大のトピックは福島県いわき市出身の渡辺匠が完全移籍加入したことでしょうか。地元出身の選手であり、J2を中心に様々なクラブを渡り歩いてきた経験はクラブの財産となることでしょう。若干年齢が気がかりではありますが、安東が退団しボランチの層が薄くなったため、的確な補強かと。

札幌からレンタルの小山内は2015年はJ3長野パルセイロに途中加入してた選手。9月13日の福島vs長野の試合に出場していたようなのですが、私は覚えてませんでした。右SBが主戦場なんだとか。

酒井高聖は日本代表でハンブルガーSV所属のDF酒井高徳の弟。酒井家の4男で、新潟でもかなり期待されてる選手のようです。新潟のファン感謝イベントで脱いでいる写真を見た限りではなかなか線が太く、鍛え上げられているようなので期待できそうなCBですね。

 

ちなみに以前、モンテディオ山形を退団した萬代宏樹は、福島ユナイテッドではなくJ2水戸ホーリーホックへ完全移籍。残念ではありますが仕方ないですかね。

 

主力の退団が相次ぎ補強があまり進んでいないように感じられますが、年末に福島県内のFMラジオ放送に出演したGMの竹鼻さんのお話によると、J2ライセンスの獲得が不可能であるなどの理由から補強はかなり難航しているんだとか。そのほか、主力のDF星雄次にも移籍の可能性があるといった話や、ロドリゴは自ら残留を志願したなどのお話がありました。

 

現状、FWの登録が茂木、ホンヨン、ロドリゴの3名のみなので若干の不安がありますがここはフロントの腕の見せ所ですね。僕個人としてはポストプレイヤーは欲しい気がします。もしくは、大学時代まではFWだった村岡をコンバートしてみるのもアリだと思っています。

 

今年からはいわき市アンダーアーマー製品を取り扱うドーム社が後ろ盾について、いわきFCがJリーグ入りを目指すと宣言し大々的にメディアに取り上げられています。巷の意見では懐疑的な見方をする方も少なからずいるようですが・・・福島ユナイテッドも今まで以上の危機感をもってJ3上位を目指して行きましょう。