18番地の蟹さん

蟹が見たサッカーの感想をはじめとした諸々の雑記。たまにアニメとアクション映画。個人的なメモとして。

J3リーグ開幕直前!福島ユナイテッドの選手メモ FW、監督編

引き続き今日もやります。何回も言うけどトレーニング類全く見てないので印象とかネットに転がる情報を元に勝手気ままに書きます。

 

FW

 

7番 茂木弘人

地元出身のJ1でも経験豊富なベテラン。昨シーズンは2トップの一角とかウイングをメインに担当したものの負傷と盲腸での離脱の影響が大きかったのかコンディションが整わない試合も少なくなかった。正直言うとシュートの精度にちょっと難があった。それでも空中戦の強さやドリブルでの突破力は健在。今シーズンはサイドハーフや手薄な左サイドバックでの出場が増えるか。サイドからのチャンスメイクに徹すればリーグ屈指の実力はあると思う。ちなみにJ3レベルのあやふやなジャッジにぶちギレたりするのがよくあったが今シーズンはどうなるか。

 

9番 アレックス

187cmと長身のCF。足下の技術があり、懐の深いキープが持ち味だとか。ポストワークには期待が持てそうなので戦術的にもしかするとFWのなかでも序列が高いのかもしれない。長身を利したセットプレーからの得点にも期待したい。ブラジリアン2トップとかやってロドリゴと化学反応をおこしてくれればなお良さげなのだが世の中そううまくはいかないよね・・・

 

11番 金弘淵

何気にFW陣では最古参となったCF。昨シーズンはリーグ戦折り返しまでに6ゴールとキャリアハイのペースで得点を重ねるもその後はまさかの無得点。今シーズンこそ福島のエースとなれるか。コンパクトな振りから放つ鋭いシュートとポジショニングにはストライカーらしいセンスを感じさせるものの、いかんせんウイイレのコンディション安定度3みたいな選手なので好不調の波が激しく、消える試合だととことん消える。外しまくるのもアレだけどもっとシュートを積極的に打ってほしい。今シーズンは好調を維持し、シュート精度に磨きをかけたい。あと大型FWだからどうしてもポストや競り合いは求められるのでもうちょっとそこら辺頑張ろう。

 

22番 ロドリゴ

若かりし頃はブラジルの名門フルミネンセやサントス、ポルトガルの名門スポルティングCP(スポルティングリスボンって言わなくなったのは最近知った。)に所属していたこともある、経歴だけで言えばJ3レベルを超えた大物。日本人には無いリズムでのボールの持ち方や、細身な見た目に似合わぬ当たりの強さや、アタッキングサードで発動する高度なテクニックなど能力値は高いものがあるものの言語の不自由や球離れの悪さもあってイマイチ本領が発揮されない。シュートも積極的に打つがここ一番で宇宙開発しまくったりするのも何とかしたい。今シーズンは連携が深まったはずなのでポテンシャルを最大限に発揮しチームに貢献出来るか。正直トレーニングマッチでもノーゴールなのでかなり不安ではある。ちなみに飯坂温泉に浸かって腰痛が改善したとか何とか。温泉に頻繁に浸かるブラジル人とか珍しいもんだね。そして温泉て本当に効くのだろうか。

 

40番 樋口寛規

昨シーズンは相模原で11ゴールを挙げた元高校サッカー選手権得点王。左右どちらの足からも鋭いシュートが打てて、動き出し、ポジショニングもかなりセンスを感じさせ、味方のシュートのこぼれ球を常に意識した動きもしているなど結構本格派のストライカー。スルーパスとか良いラストパスをくれる広太あたりとは相性が良いのでは。本人は再三「15得点」という目標を口にしているが、実際トレーニングマッチでもゴールを量産しているため現実味はある。相模原ではサイドハーフでの出場もあったが福島ではCFに固定されるか。今シーズンの福島の成績は樋口にかかっていると個人的には思っている。

 

 

監督

栗原圭介 

福島で3シーズン目を迎えパスサッカーの成熟と手応えを感じている模様。アタッキングの精度向上以上に昨シーズンボロボロだった守備の立て直しが出来ているのかが今シーズンの成績の鍵となる。まあイマイチチームの調子が良くないなと感じたら「とりあえず次の試合からキーパーを変える」という栗原メソッドで乗り切るんだろうけども。攻撃面は質と精度の向上を掲げているので、さらに速い攻撃、崩しを実現し得点力を向上させられるかに注目。正直崩しがどうのより徹底的なシュート練習とかさせた方がいい気はするけど。あとは戦術的に相性の悪いハイプレスショートカウンタータイプの相手とどう戦うのかには要注目。3年目とはいえ戦術、戦略の引き出しや勝負所の見極めも成長したところを見せられるか。

 

最後に次回、クラブの今シーズンの展望と個人的メモで締めたいと思います。