18番地の蟹さん

蟹が見たサッカーの感想をはじめとした諸々の雑記。たまにアニメとアクション映画。個人的なメモとして。

J3リーグ開幕直前!福島ユナイテッドの選手メモ GK、DF編

一応リーグ開幕の前に選手について思っていることとかを個人的にまとめておこうかなと。とはいえ練習もトレーニングマッチも全く見ていないので、選手のことは昨シーズンの印象と先入観とネットに転がる情報を元に好き勝手にだらだらとプレーのことやらプレーに関係ないことやら書き残しておこうと思います。

 

 

GK

 

21番 岡田大

昨シーズンはリーグ戦では出番がなく天皇杯要員に。天皇杯では試合勘の無さが所々で見えた印象。キーパーとしてはセービングや足下共に悪くはない選手なのできっかけさえあれば出場機会が得られるか。Jリーグ選手名鑑では「セカンドキャリアが不安」「もうアルバイトしたくない」と言ったり、クラブのインタビューでは、今欲しいものに「お金と彼女」と答えたりリラックス方法には「リラックスしていると思い込む」と答えたりとおちゃらけてるのか深刻な闇を抱えてるのかわからない状況になってるのでなんとか今年頑張ってまず試合に出よう。 

 

33番 植村慶

今年も順当に行けばメインのキーパーとなると予想。35歳となるためレスポンスの低下が若干心配だが今のところその気配はない模様。本人も若いときに教えられた「キーパーは30過ぎてから面白くなる」という言葉を今まさに感じているはず。ハイボール処理が時たま怪しいことがあるものの基本的には要所要所を抑えてくれる安定感があるし、コーチングもベテランらしく的確なのでレギュラーは妥当なところだろう。

 

34番 内藤友康

ノッてる時のセービングはピカイチなビッグセーバー。止めるときはすごいほど止める。兼業でムードメーカーとかおもしろキャラを務める。ダイナミックなセーブもさることながら、髪がもっさりしたりパーマかかったりポニーテールになったり唐突にバッサリ短髪になったり刈り上げたりするのでそこらへんも要注目。チームでは結構な古株なので個人的にはもうちょっと試合にでてほしい。

 

 

DF

 

2番 岡田亮太

圧倒的な空中戦の強さと屈強で丈夫なフィジカルにクレバーな対人処理や精度の高いフィードが加わり、いよいよCBとして完成されてきた感がある。今年で28なので選手としても脂がのってきた頃だろう。今シーズンは副キャプテンに任命されるなど福島のバンディエラ、DFリーダーとしての期待は高まる一方である。相手に食いつきすぎる場合もあるが、割と本当にCBとして十分なスペックに仕上がってきているので今シーズンも守備の要となると予想。足はそんなに速くないのでできれば小回りがきいてカバーリングにすぐれるCBと組ませたい。  

 

3番 野田明弘

右SBが主戦場。ラームを目標の選手としているためか、バランスをとって攻め上がりが自重気味になってきた。クロスが武器なんだからもっとガンガン攻めてクロス上げまくる方が大成するんじゃないかと思うのだが。割と競り合いとかコンタクトプレーを苦にしないあたりは良いのだが、たまにとんでもないポカをやらかすあたりはそろそろ治して欲しい。年齢的には脂がのってくる頃だし。

 

4番 戸川健太

植村とともにチーム最年長のベテランCB。ポジショニングとか読みの部分は良いのだが身体能力的にはやや厳しい面が出始めている印象。とはいえ十分CBのレギュラーを務められる実力はまだまだ有ると思うし、セットプレーなどからの得点力もなかなか魅力的。しかしながらここまでのキャリアでほぼ毎シーズンのようにどこかしらで負傷離脱しているので今年もどこかで離脱することは覚悟しておこう。ちなみに福島にはポルトガル語通訳が不在のため、ブラジル人選手の通訳はキャリアの長い戸川が務めている。戸川がウチで引退するなら通訳かコーチの役職を打診すべきではないか。 

 

17番 酒井高聖

アルビレックス新潟から1年間の期限付き移籍で加入した新潟が誇る酒井兄弟の末っ子。高徳や宣福と同じくイケメンハーフである。CBの選手だがボランチもできるとか。体を張った守備とか当たりの強さやキック力が武器らしく、あちこちで『酒井家の最終兵器』と呼ばれているあたり新潟サポからの期待値は高めっぽい。当たりの強さとかがJ1クラブ所属で定評があるなら本物なのでは。先日ラジオ出演した際には優秀なトーク力を発揮していたので今年1年福島の広告塔もやって欲しい。喋れるイケメンは強いのだ。

 

 23番 パウロン

北海道コンサドーレ札幌から1年の期限付き加入。192cmの長身のCB。俗に言う身体能力お化けの類いなのだが、稼働率がシーズンの3分の1程度なのがものすごくネック。J2でも結構な強さだったのでJ3なら無敵なんじゃないかと思う。稼働さえすれば。チームには既に合流しているが、半年くらい治療とリハビリをやってるので夏くらいまでフィジカルコンディションが整うのか怪しい気がする。現時点では秘密兵器といった立ち位置か。秘密兵器で終わらないといいんだけど・・・

 

25番 杉野健斗

上背はたいしたことないものの読みやカバーリングで勝負するCB・・・なのだが加入2年目の昨シーズンは初年度が嘘のようなボロボロ具合で見てるこっちがびっくりした。なんとなくカバーしてるっぽいボールウォッチャーというか。CBの人員が増えた今年は勝負の年か。2014シーズン見てたときはカバーリングしっかりできてたしフィードもうまかったと思ったんだがなあ・・・   

 

26番 小山内貴哉

北海道コンサドーレ札幌から1年間の期限付き加入。右SBを主戦場とし、野田とのポジション争いになるか。異様に首が太いので当たりに強そう。今回の福島での活躍次第では札幌との契約が危なくなってくるとの見方が札幌サポの間ではちらほら。本人もかなり気合いを入れてシーズンに入るだろうから期待値は高めでも良さそう。

 

28番 福岡将太

湘南からの期限付き移籍期間を1年延長。昨シーズンはCBがメインだったが今シーズンは左SBに固定か。身体能力が高く、足下もなかなかうまいのでポテンシャルの高さを感じさせる。若さ故の荒削りなプレーやミスはあるものの、あのフィジカルだとサイドをゴリゴリ突破するのもたやすいんじゃないかしら。左SBは手薄なので怪我だけはしないように。 

 

39番 梅井大輝

北信越フットボールリーグ1部所属のサウルコス福井から加入したCB。194cmという圧倒的上背を誇り、セットプレーでの得点力も期待できる。何気に唯一の左利きCB。ビルドアップの際にパスを右足から出すか左足から出すかではだいぶ違ってくるので貴重な存在である。福井では地決などの過酷な大会でもほとんどボランチで出場しているようで足下の技術や機動力やタフネスも高い水準にあるか。ちなみに福井県出身者唯一の現役Jリーガー。

 

次回MF編へと続きます。